1952年、ジャック・アドネの勧めで「Compagnie des arts francais」のために作られたもの。見る者を威嚇し、ともすれば不安な気持ちにさせるトカゲの頭のようなリフレクター。しかし外へと開かれた3本のアームは、空間を大らかに抱きしめるようです。セルジュ自身にとってこれは「アグレッシブな照明、昆虫、ナナフシ」であるとの言も残っています。V字型に分かれた前脚が湾曲し、先に向かって細くなるスタンドは、まさに昆虫の関節のよう。分岐する3本のアームとリフレクターをそれぞれ回転させて角度を調整できるため、天井に向けて部屋全体を照らす機能と、下に向けて直接テーブルや手元を照らす機能を同時に果たすことが出来ます。そうしてさまざまなかたちに変幻しながら、しなやかにバランスを保つ。その不思議な安定感も魅力です。 フランフラン francfranc カールトン フロアランプ